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変体仮名と和綴じ本 ー スタッフY

こんにちは、スタッフYです。


突然ですが、幼少時、ひらがな・カタカナをいつから読めるようになったのか、書けるようになったのか覚えてる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。


ちなみに私はほぼほぼ覚えていません!(笑)


年長の時に、保育園で『おべんきょうのじかん』があったことを薄っすらと記憶している程度です。


(今でこそ古本屋のスタッフですが、私の実家には幼児向けの絵本は数冊程度しか無かった気がします。が、もしかしたら皆無だったかもしれません)


うちの娘は年少なのでまだ勉強の時間はありませんが、父親から買ってもらった本を読み、壁に貼られた50音表を見ながら「わたし、しゅくだいしなきゃ!」と文字を書く練習に(気が向いたときのみ)励んでいます。


子どもが小さいので、夕方帰宅するとEテレをつけっぱなしなのですが、先日、『沼にハマってきいてみた』という番組で、『かな』にハマっているお嬢さんが登場しておりました。


もちろん、保育園児ではなく、書道を嗜む高校生のお嬢さんですが。


そのお嬢さんが書く文字というのが、『変体仮名』というものだったのです。


『変体仮名』とは。


明治33年にひらがなが一音一字に統一されましたが(知らなかったー!!!)、そのときにとりこぼれた…というか採用されなかったかなの総称だそうです(ざっくり)。


昔は一音に多数の文字があったのですね。


日本の古本屋サイトへの出品登録をしていると、たまに店長がどこからともなく和綴じの古ぅ~い本を持ってきて、すっと私のデスクに置いていくのです。


無言ではありますが、「出品せよ」の意味です。「詳細は調べてないけど、頼んだ!」の意味でもあります。


ただ、私には「俺には読めんのだ!!!」の意味が多分に含まれているように感じます。


というのも、まれに江戸時代の和本も含まれていたりするので、文字が読めないこともあるのです。


漢字よりも、かなが読めません!!何故だ!何故読めない!!!とモヤモヤする羽目になるのです。


…そうです。その読めない仮名の正体が、『変体仮名』だった訳です。


変体仮名の繊細さ美しさにハマっているお嬢さんを見て、私も一つモヤモヤが晴れ、スッキリした気持ちになりました。


変体仮名が読めるようになった訳ではありませんけれど(^-^;)


ついでの解説。和本…江戸時代に発行された、紐で綴じてある本。和綴じ本…明治以降に発行された、紐で綴じてある本。


時代で使い分けているようですね。ただ、どこまで正確に表記しているかは各書店様によりけりですが。


さらに話はずれますが、この『変体仮名』、昭和23年までは女性の名前にも使用可能だったそうです。


私は前職で古い戸籍を見る機会が多くありましたが、江戸時代の終りくらいの戸籍には読めない文字の女性の名前が多く記載されていましたね…。


変体仮名の一覧を掲載しているサイトもありますが、そこでも全ての文字を記載しているわけではなく、音の元になる漢字からの崩し方は様々あるとか。


…全ての変体仮名を読める人、いるのでしょうか??? (^-^;)

はなひ堂ブログ 2020年1月15日