仕事上での家族ゆえの遠慮のなさ

こんにちは。
はなひ堂新井です。


弟妹や妻と一緒に働いていると、家族ゆえの遠慮のなさ(?)が仕事においても遺憾なく発揮されることがあります(^_^;)。


それは言いたいことを我慢していないということでもあるので一概に悪いことだとも言えないのですが、度が過ぎることもしばしばあるように感じられたりもします。


私自身はそうはなるまいと努めているのですが、もしかしたら気付かないうちに発揮しているのかもしれません。


ですが妻はもちろん、妹にも弟にも口論となると彼らを打ち負かしたことはなく、それは相手にあしらいやすいと思われているかもしれず、それはすなわち言いたいことを言いやすいと思われていることでもあると思いますので、大概私が言われたい放題されている気がします。


パワハラという言葉が頭をよぎりますが、一応私が店長ですのでこの場合は部下から上司へのパワハラということになりますが、それはパワハラの定義とは違う気がします。


ただ彼らは口論において力を持つ者たちであり、私はそのパワーに圧倒されるだけですので、パワーにおけるハラスメント、つまりパワハラと言ってもいいのかもしれません(?)


話がよくわからなくなってしまいましたが(^_^;)、とにかく彼らは言いたい放題ということです。


繰り返しになりますが、それは一概に悪いことではありません。改善のタネをばらまいていると言えなくもないからです。


本日は大口の出張買取に弟と向かいました。


電話口でお聞きした感じからキャラバン一台では積めそうにない量だとわかっていました。


そしてその話を弟にすると、二台で3人で行くのがちょうどいいだろうと返ってきました。


経験上、一般宅に二台で積めない量の本があることは少なく、買取は1人よりも2人、それよりも3人で行ったほうが効率がいいということがあります。


そしてあとから考えると、どう考えてもその形がベスト。


ですが私は何を思ったのか二人で十分と思い、そのまま向かったのでした。


そしてお宅に到着すると案の定、一台では積めそうにありません。


査定が始まります。


普段の査定は無言で行うのですが、本日の査定は弟の独演会のようでした。


私のミスに対する𠮟責、または罵詈雑言(^_^;)。


よくもまあそんなにしゃべりながら査定ができるものだと感心しながら聞いていました。


お客様が別の部屋にいるとはいえ、聞こえているかもしれず、それを慮ってかマイルドな表現ではありますが、確実に私の心を削っていきます。


ですがその一方、私の判断に問題があったことも明らかで、いかに私の判断が間違っていたのかという反省が放置されることなく即座に行われ、問題は私の判断のフローにあったことがわかり、それらは改善するべき点として明るみに出たのでした。


以前、とある会社の社長さん宅に出張買取に伺った際、どんな形態で何人くらいでやってるのかと聞かれたことがありました。


これこれこうで、私や弟、妻を含め7人くらいでやっていますと答えると、「いいね~ファミリービジネス」とおっしゃいました。


ファミリービジネス…ビジネスと呼ぶほど大袈裟な商売をしているわけではありませんよと答えつつ、いや全くよくないですよ、好き勝手言われ放題で何がいいもんですかと答えると、そのうちわかるよとおっしゃいます。


それから数年経った今、好き勝手言われ放題なところはさらにエスカレートしている気がしますが(^_^;)、ですがその裏側で彼らの発言の一部は業務の有用なフィードバックとして積み重なっているような気もしています。

はなひ堂ブログ 2018年12月6日