古本屋の矜持(覚えたての)

こんにちは。はなひ堂 新井です。
本日、出張買取の電話が鳴りました。ありがたいことです。

先日、「今週は出張買取をお休みします」と言っていたのにもかかわらず、お客様が今日の午後が都合が良いということだったので早速伺わせて頂きました。
お客様のためなら前言撤回、柔軟に買取依頼に対応させていただきます。

自分の倉庫内作業よりもお客様の依頼を優先、これこそが私なりのささやかな古本屋の矜持でございます。
決して「矜持」という覚えたての言葉を使ってみたいだけではございません。

そんなわけで今日するはずの仕事は明日に延期。
仕分けすべき本が倉庫にたまってきております(^_^;) これが自宅の玄関にまで侵食すれば嫁が黙っていないわけで早急に片付ける必要があります。いや、早急に片付ける矜持です。

到着すると、玄関に本を用意していただいておりました。お手数をおかけしまして大変恐縮です。
本というものは重いものですので、お客様の負担を少しでも軽減できればいいなと常日頃考えています。

2階の本棚の中から取っていってくれという形でも対応している身ですので、このような対応をしていただけると本当に感謝すると同時に申し訳なく思います。

ここまでしていただいたからには、せめて査定はスピーディーにさせていただこうと気合が入りました。
言い換えると私の矜持に火がついたとでも申しましょうか。

内容は書道の本を中心に、古いですが興味深い本も多数あり、面白い買取をさせていただきました。ありがとうございました!

買取した本の一例

本日は小雨でしたので、蓋付きコンテナが活躍。今日は300冊くらいでしたので、まだまだ対応可能ですが、今後雨の日に1,000冊くらいの買取があることも考えてもう少し蓋付きコンテナを買わないといけないなと思いました。

お売りいただけるお品物は大切に扱わなければいけないのも古本屋の矜持ですから
(なんか連発することで軽々しい言葉になってしまっているような(^_^;))

はなひ堂ブログ 2013年7月19日