ジャズのCDを買取しました。

jazz-cd-2017-0923

熱心なジャズファンというわけでは全くないのですが、アートブレイキーをわりとよく聞いています。

(熱心でない証拠に、アートブレイキーをアート・ブレイキーと表記すべきなのか、それとも彼が率いたジャズメッセンジャーズとして表記すべきなのか正確なことがわかりません。なのでここでは以下、アートブレイキーとして書いていきます。)

どのくらいよく聞いているかというと、娘を保育園に送っていく時に「おかあさんといっしょ」系か童謡かアートブレイキーかという3択をgoogle musicで選んで聞いているという程度ではありますが、普段の作業中に音楽を流すという習慣のない私には大変な頻度だと思っています。

娘はやはり「おかあさんといっしょ」系を好むようですが、アートブレイキーでも音に合わせて手をたたいてくれたりもします。

それは「モーニン」のような曲ではなく、アートブレイキーが激しくドラムを叩く「チュニジアの夜」や「Amuck」のような曲で気が向いたらたたいてくれるといった感じです。


私がアートブレイキーに出会ったのは10年くらい前で、その時はダイソーで¥200のジャズCDが大量に売られていて、それに衝撃を受けてジャズ関連を全て買ってみたのが最初でした。

マイルスをはじめ、パーカー、コルトレーン、ロリンズやスタン・ゲッツなど錚々たるメンツがダイソーでCD化されていて、その中にアートブレイキーも入っていたのでした。

そしてそれらが今でも私のジャズの全てです。ダイソーに始まり、ダイソーで終わったのが私のジャズヒストリー(というほど大したものではありませんが(^_^;))の全てでした。

それ以降ジャズからは遠く離れてしまっていたのですが、買取でちょこちょこと入ってくるものを聞いたりしながら時が過ぎ、google musicによって再びアートブレイキーが蘇り今日に至るわけです。


私がダイソーCDのアートブレイキーで衝撃を受けた曲は「Free for all」という曲でした。

ジャズはこれほどまでに激しく情熱を表現できるのかという印象を受けたのを覚えています。

アートブレイキーといえば「モーニン」や「チュニジアの夜」が代表的ですが、日本人が好むものはそれとはまた別というのはよくある話です。

例えばガルシア=マルケスの代表作といえば「百年の孤独」ですが、私は文庫化されている「予告された殺人の記録」のほうが圧倒的に受け入れやすいと感じます。

それは私がシンプルな人間で、複雑で緻密に構成された物語を好まないというだけの話のような気もしますが、それだけでないと考えると「予告された~」のほうがマジックリアリズムという手法を日本語で理解しやすい形で展開された物語だと感じるのがその理由です。

ただ、今回はその話ではないのでもとに戻したいと思いますが、その前に私が代表的日本人みたいな顔をしたことを謝らせていただきたいと思います。すみませんでした。


今現在google musicで聞ける「free for all」はダイソーCDで聞いたものと全く同じ音源だと思われます。

その理由はただ一つ。曲の途中で入る拍手が聞いていたそれと全く同じだからです(^_^;)

とはいえ素人の推測ですからあまり参考になさらないで頂けますと幸いです。

買取実績 2017年9月23日