最近お売りいただいた本 - 宇宙エネルギーの本、投資の本

また例のごとく、最近買取りさせていただいた本をご紹介します。


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宇宙エネルギーの本等をお売りいただきました。


恥ずかしながら「宇宙エネルギー」という言葉を全く知らずにいましたが、電気なのか水素なのかと瀬戸際で攻防が続いている次世代自動車用燃料の話にも関係することなのかもしれないと思い(ちなみに私個人的には馬だと思います)、少し手に取ってみました。


パラパラとめくっただけでしたので内容は詳しくはわかりませんでしたが、おそらく別の見方、時間軸や視点を変えれば見えてくる世界は広いものです。古典力学と量子力学の違いというか、デイトレードと長期投資の違いというか(?)。


内容はよくわからないこういった本ですが、古本屋が好きな本でもあります。中古市場では希少性があるものも少なからずあり、しかも驚くような高値になっている本もあります。そしてなぜかこの系統の本の中に、ほぼ例外なく小室直樹も入っているところが先生の偉大なところなのかもしれません。


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ビジネス書、投資の本をお売りいただきました。


ビジネス書はもちろん需要はありますし、少し古い投資の本も人気があります。


特にチャートやファンダメンタルズ、テクニカル分析関連の本は人気があり…と知った顔で書いていますが、その辺は投資に詳しくないのでわかりません(^_^;)。ただ、専門的な投資の本は中古相場でも値段が落ちないという印象です。そしてどこまでが専門的で、どこまでが怪しげなのか判断がつかないのも前項の「宇宙エネルギー」の本と同じ傾向にあるように思えます。


一般的に言われている「インデックスを買う」「長期、分散、積立」をテーマとするような巷に溢れている正当な投資の本(?)は発行されている数も多く、中古市場で高値が付いているということはほとんどありません。


例えば「ウォール街のランダムウォーカー」や「敗者のゲーム」のような王道と言われている投資の本は、新版が絶えず出ていることもあり(それら新版も安値まで落ちることはありませんが)、中古市場で希少となることは少ないと思われます。


その一方、よくわからないテクニカル分析の本なんかは、絶版して入手困難になっているものもありますが、それが正当な評価を受けるべき本なのか、それとも世間に怪しいと一笑されているだけの本なのかを判断するのは非常に困難です。


恐らく古本屋とはそういった専門と狂気(?)の本の境目で生きている人のことで、私達は恐らくクリーンすぎるように見えるこのネット社会の人の目に触れすぎることは避けなければいけない職業の一つなのではないかと、少し不安になってしまいました(^_^;)。


この度は本をお売りいただき、ありがとうございました!

買取実績 2022年3月2日