遠方への出張買取と手順前後

こんにちは。
はなひ堂新井です。


さきほど出張買取のお電話で「上越なのですが大丈夫ですか」とお問合せいただきました。


遠方であれば冊数と内容をお聞きして、それなりの量があれば当店は伺っています。


遠方の場合には、そこまで量がないけれど何点か売りたい、というようなケースには対応できず、申し訳なく思います。


ではどれくらいの量であれば伺うことができるのか?と聞かれると、それも内容と場所によりけりで、一概にどのくらいということが言いづらく申し訳ありません。


この辺が出張買取というサービスの摩訶不思議なところで、柔軟性はあるけれども不自由なこともあるというところで、例えば量はないけれどもご希望の日時にはタイミングがピッタリで、その日であれば伺うことができたり、量があっても別方向へ行っていてその日は伺うことができない等、組み合わせの妙で成り立っている不思議なサービスです。


ぼんやりとして申し訳ありませんが、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ頂ければと思います。


将棋には手順前後という言葉がありまして、手順によっては成立しない手があるという意味で使われます。


例えば私は妻と付き合っている段階で勤め先を辞めて古本屋を始めるという暴挙(?)に出たわけですが、これは結婚する前だから成立した手です。


これが結婚した後、いわんや子供が生まれた後にも成立した手なのかどうかは怪しいところです。


つまり古本屋になるには結婚する前でなければいけなかったということになります。


結婚していてなおかつ古本屋になるには、結婚した後ではなく、結婚する前でなければならず、手順が前後していれば古本屋でなかったか、あるいは結婚生活が危ぶまれていたかどちらかです(^_^;)。


しかも古本屋になったことは悪手だったという可能性もあります(^_^;)。


出張買取も同じで、全てはタイミング次第だと思っています。


いつものごとく前置きが長くなって恐縮ですが、先週は水曜日に群馬県桐生市で出張買取でした。


重ね重ねで恐縮ですが、量と内容によっては遠方でも伺わせて頂いております。


このブログをお読み頂いたのも何かのご縁です。本のご処分の際にはお気軽にお問合せください。


akagimountain

たぶん赤城山。土地勘がなく、よくわかりませんでした(^_^;)。

はなひ堂ブログ 2019年6月26日