郷土史のいる風景
こんにちは。
はなひ堂新井です。
引っ越しシーズンも終わり、だいぶ出張買取のご依頼が落ち着いてきました。
4月、5月前半の忙しさはひと段落している状態で、当店としてはひと段落したいわけではないのですが(^_^;)、そういう時期ですので仕方ありません。
こんな時期は皆様のご依頼だけが頼みの綱です(こんな時期というか、どの時期もそうなのですが(^_^;))。
ですので皆様の買取りのご依頼を心よりお待ちしております!
そういったわけで、今は即日対応させて頂くこともあります。
本日も午前中にお電話頂き、午後から長岡市へ。
長岡市史や栃尾市史などの郷土関係の書籍や、戦記や美術の大型本という出張買取でした。
地元郷土史のある買取りは年間を通して何度もさせていただく買取りではございます。
そしてもちろん同じ郷土史が出てくることも多々あるのですが、不思議と在庫が被ることはあまりありません。
かと言って郷土史は売れ筋商品なのかと問われるとそうとは言い難いのですが、彼らは緩やかに棚に入ってきて、そして気付けばいなくなっているという不思議な来客者(?)なのです。
そんなわけで比較的穏やかな人間の多い当店のスタッフは皆、彼らの来客を歓迎していて、うちの弟なんかも「また郷土史かよ~、重いなー」などとブツブツ言いながらもまんざらではないという顔をして出品しています。
不要な郷土史が出てきて図書館に寄付される方も多いですが、もちろんその地域の図書館にもよりますが、図書館ではこういった関係の寄付を断ることも多いと聞いたことがあります。
その理由は、図書館は本を販売されている所ではないので、数冊在庫があれば残りは不要という背景が影響しているのではないでしょうか。
もちろん資料として貴重なものは図書館も必要としていると思いますが…前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
図書館から寄付を断られた…そんな時は当店にぜひご連絡ください!
彼らの仮の住まいとして喜んでお引き受けさせて頂きたいと思います。
本日はたくさんの本をお売り頂き、ありがとうございました!
はなひ堂ブログ 2018年6月9日