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遠目から見える気がする「円熟のきわみ」

こんにちは。
はなひ堂新井です。


出張買取が一日複数件あると、その間が空くことがあります。


例えば二件の出張買取が入っている場合に一件目が早く終わり、二件目に伺う予定の時間まで間がある場合がそれです。


本日も14時に一件入っていた買取が思っていたよりも早く終わり、次の買取まで2時間程暇を持て余すことになりました。


そんな時は車の中で本を読んだりすることもあります。


本日読んだのはジョン・マクガハンの「湖畔」。


帯に「円熟のきわみというべきマクガハン晩年の名作」とあり、「円熟のきわみ」というフレーズが気になり手に取った本です。


内容はまさに「円熟のきわみ」というにふさわしい内容ではありますが、とはいえそれは悪く言えば単調の一言で、私もあと10年くらい若ければ退屈で仕方のない読書だったのかもと思いながら読んでいました。


アイルランドの田舎での人々の生活が描かれており、隣人との会話や会社を売る人の話、プレイボーイの武勇伝や牛の交換会(「競り」と言ったほうがいいのでしょうか(^_^;))のことなど、とにかく色々なことが起きますが、それら一つ一つの出来事に重みがなく、あらゆる出来事がただ流れていくという描かれ方をしています。


そんな単調な展開ではありましたが、そこには穏やかな余韻のようなものがあり、それを感じながらしみじみと読んでいました。そしてそんな読書に馴染めてしまう自分を発見して驚きもしながら。


その後二件目の買取に向かい、30分足らずで買取が完了しました。


こちらは「円熟のきわみ」というほど自惚れてはいませんが、見たことのある本が多いと当然査定も早くなります。


家に帰ると娘が出迎えてくれて、ご飯を食べている最中も、私に肩車をさせようと肩からよじ登っていました。


妻はそれを注意しますが、娘にいつ構ってもらえなくなるのか不安に感じている身としては「まあまあ、別にいいよ」と言って甘んじて困難(?)を受け入れることにしています。


最近はよく肩からよじ登ってくれるのですが、それは私への好意としてなのか、それともただ踏台として利用しようとしているのか、そんなことはどうでもいいことです。


あらゆる出来事は信濃川に沿って流れていくだけです。


そうして穏やかとは言い難いですが楽しくご飯を食べていると、息子までよじ登ろうとしてきます。


こうなってくると「円熟のきわみ」とは程遠い話になってきて、「混乱のきわみ」の様相を呈してきました。

はなひ堂ブログ 2018年4月20日